WebプログラミングⅠ

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2009/10/27 久米

　

Ⅱ.ActionScriptの基本文法　

7　if文（条件分岐）

  記述方法 意味 例
その１ if(条件式){
 処理1;
 処理2;
 ...;
}
  1. ifの(　)の中の条件が成り立つ（真）なら {　}の中の処理1,2を行う。
  2. 成り立たない（偽）なら {　}の中の処理1,2を行わない。
    つまりなにもせずに終了。
 
var sanma:int=100;
if (sanma >= 100) {
    trace("値切る。");
    trace("さらに値切る。");
}
その２ if(条件式){
 処理1;
 処理2;
 ...;
}else{
 処理3;
 処理4;
 ...;
}
  1. ifの(　)の中の条件が成り立つ（真）なら {　}の中の処理1,2を行う。
  2. 成り立たない（偽）ならelseの{　}の中の処理3,4を行う。
 
var sanma:int=100;;
if (sanma >= 100) {
    trace("値切る。");
    trace("さらに値切る。");
}else{
    trace("すぐ買う。");
}
その３ if(条件式){
 処理1;
 処理2;
 ...;
}else if(条件式){
 処理3;
 処理4;
 ...;
}
  1. ifの(　)の中の条件が成り立つ（真）なら {　}の中の処理1,2を行う。
  2. 成り立たない（偽）場合、
    1. else ifの(　)の中の条件が成り立つ（真）なら {　}の中の処理3,4を行う。
    2. 成り立たない（偽）なら {　}の中の処理3,4を行わない。
      つまりなにもせずに終了。
 
var sanma:int=100;;
if (sanma >= 100) {
    trace("値切る。");
    trace("さらに値切る。");
}else if(sanma < 50) {
    trace("どんどん買う。");
}
その４ if(条件式)
 処理;
  1. ifの(　)の中の条件が成り立つ（真）なら直ぐ次にある処理を行う。
  2. 成り立たない（偽なら）処理を行わない。つまりなにもせずに終了。
    　
    ※処理が1行の場合は{　}は省略しても可ということ。
 
var sanma:int=100;
if (sanma >= 100) 
    trace("値切る。");

 

 

演習１　変数nameが「山田」だったら、「飲みに行こう。」と言う。それ以外は、なにも言わない。

演習２　ステージ上のクリック数を表示し、３の倍数になったら万歳を表示する。

演習３　現在時刻が

  1. 0時～12時未満なら「おはよう」を表示し、
  2. 12時～18時未満なら「こんにちは」を表示し、
  3. 18時～24時未満なら「こんばんは」を表示する。
    　
    ※ヒント：現在時刻の求め方
    var today:Date=new Date();
    var h:int=today.getHours();

演習４　右に移動している丸を作り、

  1. ステージの右端に来たら、左に移動するようにせよ。
  2. ステージの左端に来たら、右に移動するようにせよ。

演習５　とんでもない丸を作れ。

  1. だんだん消えてゆく丸を作り（フレームごとに透明度を0.9倍）
  2. 透明度が0.2以下になったら、とんでもないところに透明度1で現れる。
    　
  3. その丸をクリックしたら、透明度1になり、かつ止まる。