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2011/10/4 久米

 

3 PHP応用

3.4 クッキー

3.4.1

クッキーは、変数名と値をセットにしてクライアントに保存する仕組みです。
訪問者カウンターや掲示板投稿ユーザ名保存などでよく使用します。

 

3.4.2 クッキー設定、読み出し方法

クッキーは次の2つを覚えておきましょう。参照 PHPクッキー

1

クッキーを作ってとブラウザに指令を出すには次の関数を呼ぶ。
 setcookie("名前", "値", "有効期限");

  1. HTML文を出力する手前に記述する。
  2. 有効期限は1970年1月1日(time())からの秒数
  3. 有効期限を指定しなかった場合はブラウザ閉じるまでが有効。
  4. クッキーを削除するには、有効期限を過去の期日にする。
    例 setcookie("username", "", time()-100);
<?php
setcookie("username", "kume", time()+2592000); //有効期限は1ヶ月(60x60x24x30秒)
?>
2

ブラウザから送信されたクッキーは次の書式で読むことができます。
(次のページから送信されます)
  $_COOKIE['名前']

  1. 代入はできません。 読むだけです。
  2. 代入はsetcookie()を使います。
<?php
$n="初めての方";
if(isset($_COOKIE['username'])){
$n=$_COOKIE['username'];
} $m="<p>いらっしゃいませ。".$n."様</p>"; ?>

では、試してみましょう。