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2010/1/19 久米

Y.外部メディア

2 テキストファイルの読み取り

2.1 URLLoaderオブジェクトの使い方

URLLoaderオブジェクトとは、テキストファイルやXMLファイルの読み取りを行うためのオブジェクト

例を試す場合は、あらかじめ同じフォルダに abc=おはよう と書いたaisatu.txtを作っておく。

  手順 意味 アクション例
1 なにはなくともURLLoaderオブジェクト作成 読み取りを行うためのURLLoaderオブジェクトを生成

var urlLoader:URLLoader=new URLLoader();
var urlRequest:URLRequest = new URLRequest("aisatu.txt");
urlLoader.load(urlRequest);

urlLoader.addEventListener(Event.COMPLETE, completeHandler);
function completeHandler(event:Event):void{
var vars:URLVariables = new URLVariables(urlLoader.data);
trace("テキストファイルのabcの値は" + vars.abc);
}

2 読み取るファイルの指定 ファイルのURLを入れたURLRequestオブジェクトを生成
3 読み取り指示 URLLoaderオブジェクトにload(URLRequestオブジェクト)命令
4 読み取り終了イベントの登録 URLLoaderオブジェクトにaddEventListenerを実行
5 読み取り終了イベント処理の記述(下記2つ) 関数completeHandlerを定義
6 読み取ったファイルの中身をオブジェクトに移す URLLoaderオブジェクト.dataをURLVariablesオブジェクトへ
7 ファイルに書かれた変数を参照する URLVariablesオブジェクト.変数名 で参照できる

 

2.2 2つ以上の変数を読み取るには

  手順
1 テキストファイルに次のように記述
変数名=値&変数名=値&変数名=値
abc=おはよう&ddd=Hello&eee=天丼
2 URLVariablesオブジェクト.変数名 
で値を参照
trace("abcは" + vars.abc);
trace("dddは" + vars.ddd);
trace("eeeは" + vars.eee);

 

演習1 テキストファイルを読み込んで表示させてみよ