WebプログラミングT

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2009/12/8 久米

V.イベント

3 Event(システムで発生)

再掲

  イベント
(Event.ENTER_FRAME
などと記述)
意味 備考
  ACTIVATE    
  ADDED    
  ADDED_TO_STAGE    
  CANCEL    
  CHANGE   Web3プログラミングで登場
  CLOSE    
  COMPLETE  

Web3プログラミングで登場

  CONNECT    
  DEACTIVATE    
  ENTER_FRAME 1フレーム経過ごとにイベント発生  
  FULLSCREEN    
  ID3    
  INIT    
  MOUSE_LEAVE マウスがステージから出た時 stage.addEventListenerで宣言
  OPEN    
  REMOVED    
  REMOVED_FROM_STAGE    
  RENDER    
  RESIZE    
  SCROLL    
  SELECT    
  SOUND_COMPLETE    
  TAB_CHILDREN_CHANGE    
  TAB_ENABLED_CHANGE    
  TAB_INDEX_CHANGE    
  UNLOAD    

ENTER_FRAMEを使ってみよう。

このイベントは使用頻度が高い。
addEventListenerで宣言すればよい。
addEventListenerの前のオブジェクト名はthisだが省略可能なため。

MOUSE_LEAVEを使ってみよう。

このイベントを使用するときは、stage.addEventListenerで宣言する。


演習1 だんだん大きくなる丸を作ってみよ。

演習2 ふわふわ上がっている風船を作ってみよ。

演習3 前節の演習4のカスタムポインタでステージ上からマウスが出たらカスタムポインタが見えなくなるようにせよ。

ヒント pointer_mc.visible=false;//true:見える。false:見えなくなる。

演習4 地面に雨が降っている様子を作ってみよ。

ヒント 丸をひとつ描画する方法は

var mc:MovieClip=new MovieClip();
mc.graphics.beginFill(色);//色は0x000000〜0xFFFFFFで指定
mc.graphics.drawCircle(x座標,y座標,半径);//x座標,y座標,半径はピクセルで指定
addChild(mc);//ステージ上に配置する

演習5 マウスに近づく物体を作ってみよ。

ヒント マウスにオブジェクトarere_mcを少し(マウスとの距離の1割程度)近づける方法は

arere_mc.x+=arere_mc.mouseX*0.1;
arere_mc.y+=arere_mc.mouseY*0.1;


課題 アナログ時計を作ってみよ。

ヒント

  1. 短針(h_mc)は、
    1. 12時間で360度進む。→つまり1時間で30度傾いている
    2. 60分で30度進む。→つまり1分間で1/2度傾いている
  2. 長針(m_mc)は、
    1. 60分に360度進む。→つまり1分間で6度傾いている
    2. 60秒間に6度進む。→つまり1秒間で1/10度傾いている
  3. 秒針(s_mc)は、
    1. 60秒に360度進む。→つまり1秒間で6度傾いている

つまり、例えば短針は
h_mc.rotation=h*30+Math.floor(m/2);