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2007/10/1 久米

 

コラム 動かない時は

trace()文を使ってチェックしましょう。

例 ボタン押しても動かない?→イベントにtrace()文をいれてみる

on(press){
trace("ここまできてる");
this._x+=10;
}

例 変数の値が変?→変数をとれーすしてみる

on(press){
trace("ここまできてる");
this._x+=10;
trace(this._x);
}

 

1.ActionScriptの基礎 

1.7 プロパティ(変数)

自分で作る変数の種類

種類 説明 定義方法 別のムービークリップで
使用する場合
グローバル変数 どこでも直接指定して使える変数。
(可能な限り使用しない方が混乱しない)
_global.x=0; y=x+1;
_global.x=x+1;
タイムライン変数 ムービークリップオブジェクトのプロパティ。
他で使う場合は、ターゲットパス指定して使用。
x=0;
あるいは
var x=0;
y=myMc.x+1;
ローカル変数 イベントや関数の{ }の中にvarを付けて記述すれば、
その中 でのみ有効な一時的変数。
var x=0; 使えない

※簡単にいうと、イベントや関数の中でのみ有効な変数を使いたい時だけ、varをつける。

ビルトイン変数(ビルトインオブジェクトのプロパティ)

ヘルプのActionScript辞書参照

プロパティ 説明
myMovieClip._alpha ムービークリップのアルファ透明度 (value) 。有効な値は 0 (完全な透明) 〜 100 (完全な不透明)
myMovieClip._rotation ムービークリップの回転 度単位
myMovieClip._height ムービークリップの高さ ピクセル単位
myMovieClip._width ムービークリップの幅 ピクセル単位
myMovieClip._xscale ムービークリップの水平スケール (パーセント)
myMovieClip._yscale ムービークリップの垂直スケール (パーセント)
myMovieClip._x ムービークリップの x 座標
myMovieClip._y ムービークリップの y 座標
myMovieClip._xmouse (読み取り専用); マウス位置の x 座標。マウス絶対座標は_root._xmouse
myMovieClip._ymouse (読み取り専用); マウス位置の y 座標。マウス絶対座標は_root._ymouse
Stage.height (読み取り専用); ムービーステージの高さ ピクセル単位
Stage.width (読み取り専用); ムービーステージの幅 ピクセル単位
TextField.text テキストフィールドのテキスト

演習 

  1. MouseDownのイベントが発生したら、マウスの位置に丸が移動するようにしてみよう。
  2. 右に移動してゆく丸を作り、ステージを出たら、左から現れるようにしてみよう。